9ラ第四章「トイレ、浴室」で品質がわかる 広く感じるという性質もある。狭いユニットパスを少しでも広く感じられるようにするために も、効果があるはずだ。照明の原価など、わずか三○○○0四○○○円増。最近は洗い場の壁に 全身が映るような大きな鏡をつけて広く見せているものが増えているが、こんなものをつけるの なら、鏡の大きさは半分にして、その分で照明を増やしたほうが絶対に使いやすい浴室になるはなら、 ずだ。 コスト以上に効果があるものといえば、シャワーホースもある。シャワーホースはビニール製 と金属製の二種類があり、差額は原価で四○○○0五○○○円ほど金属製が高いのだが、耐久性 の点では圧倒的に金属製がすぐれている。寿命はビニール製ホースの三倍は長持ちするだろう。 ビニール製はお湯を通すときは急激に温まるが、使わないときは温度が下がる。ビニールはその 性質上、急激な温度差を繰り返すと、硬化し、そこがやがてはひび割れを起こすのだ。見た目も 圧倒的に金属製のほうが高級だ。 ついでにいえばシャワーフックも上と下に二カ所つけるのが普通だが、できれば壁にバー(シ ャワーフック・バー)をつけて、そこに上下に移動可能なフックをつけたものがいい。こうすれ ば好きな高さで自由にシャワーが使えて使い勝手がいいのだ。超一流のM不動産では高額物件に 関してはシャワーパーをつけ始めている。一方M地所は価格に関係なく自社の独自物件すべてに つけている。つまり、価格に関係なく必要なものはつける、という会社の姿勢がよくわかるとい
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